実は付かない方が良い?(コーヒーの木)
日本でカットバックするなら今!
以前、何度かお話ししているカットバック。
コーヒーの木が元気無くなってきたら、土面から30cm辺りの幹をバシッと切りましょう!というお話しでしたね。
海外の産地では、繰り返しカットバックを行うことで樹齢100年を越えるコーヒー木もあります。
<参考>
珈琲の木カットバックと長寿の秘訣
秋のカットバックと春の再生
もし昨冬の厳しい寒さで、コーヒーの木が元気無かったら・・・
今がチャンスです!特に初めてのカットバックなら、春~夏がオススメ。今カットバックすれば、秋頃にはきっと若葉が顔を出してくれでしょう。
もちろん秋になってからでも良いのですが、冬期は若葉が出ないので「本当に生きいるの?!」と心配になるかも知れません。幹だけの可哀想な姿のまま越冬なので、見ている方もちょっと悲しくなりますね。
花が咲いて実が付くと不格好に?
コーヒーの木は、アカネ科の常緑樹で観葉植物としても人気です。
ただコーヒー産地とは気候や地形等が異なるため、日本でコーヒーの花を咲かせるのは、とっても難しいです。
でも、もし木に花が咲いて実が付けば・・・自家製コーヒーも夢ではありませんね
ここで、一つ問題が。
一度実が付いた枝部分には、二度と実が付きません。つまり、幹に近い新しい枝部分にだけ実が付きます。
そうなると、年々枝がヒョロヒョロと伸びてきて観葉植物としての美しさはイマイチに。
そのため、観葉植物としてカットバックせずに育てたいなら、むしろ実ができない方が良いかも?と思いました。
園芸が苦手で花を咲かせることができない私が言うと、まるで開き直っているように聞こえるかも知れませんが・・・(はい、開き直っています)。
なお、今年3月末にカットバックした時の写真と、6月になって元気な葉が出てきた写真を「秘蔵!コーヒー豆知識」に掲載しました。カットバック前後の違いが分かるかと思いますので、よろしかったらご覧下さい。
※「秘蔵!コーヒー豆知識」から「コーヒーの実は付かない方が良い?」参照。
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