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2011年3月 4日 (金)

食後にコーヒーを飲みたくなる理由

前回「エスプレッソと栄養ドリンク」についてお話しをしましね。
今日は「なぜ食後にコーヒーが飲みたくなるか?」について考察したいと思います。

「食後のコーヒー」理由は色々 
以前お話ししたようにコーヒーは「口臭予防効果」があるせいか、食後に飲むと口の中がサッパリします。
特に、ミルクやクリームを入れないで飲むとサッパリ感が増すような気がしますね。

また食事と一緒にお酒を飲んだ場合は、最後にコーヒーを飲むと効果的です。
コーヒーに含まれるカフェインには、肝臓でのアルコール分解を促す働きがあり、さらに利尿作用もあるので、アルコール分解後の老廃物も体外へ排出されやすくなるそうです。
詳しくは「アルコール性肝硬変とコーヒー」からご覧下さい。

その他「もう一品欲しい時に、コーヒーを飲むと食欲が落ち着く」という意見や、お腹一杯の時に「これで食べ終わり!」と締めくくるのにも役立つという意見もよく伺います。

また「食後には甘いモノを食べないと気が済まない!」という方は、お菓子の甘味を引き立たせるために苦味のあるコーヒーを選ぶことも多いです。
食後のコーヒーの理由は、本当に色々とありますね。

食後のコーヒーで糖尿病予防?
上記の他に、食後にコーヒーを飲みたくなる理由があるかどうか調べてみました。そこで見つけたのが、下記の新聞記事です。
------
「コーヒー 脳にもおいしい 焙煎し過ぎは効果ダウン」
コーヒーに含まれるポリフェノールの一種が認知能力の低下を防ぎ、糖尿病の発症を抑えるメカニズムを名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授、原田直明准教授らと飲料メーカー「伊藤園」(東京都渋谷区)の共同研究グループが解明した。

コーヒーを多く飲む人ほど糖尿病になりにくく、高齢者では認知能力の低下が抑えられる傾向があることが分かっていたが、その仕組みは謎だった。

岡嶋教授らは、健康効果で知られるポリフェノールの一つである「クロロゲン酸」が知覚神経を通じて脳に作用し、糖尿病の抑制などの効果があるタンパク質「インスリン様成長因子-1(ローマ数字の1)(ワン)」(IGF-1(ローマ数字の1))の生成を促しているとみて実験を始めた。

クロロゲン酸は、植物が紫外線から身を守る際に働く物質で、特にコーヒー豆に大量に含まれる。独特の香りや渋味をつくる成分とされている。

クロロゲン酸を多く含むコーヒーと普通のコーヒーを十四日間、別々のマウス群に飲ませ続けたところ、多く含むコーヒーを摂取したマウス群で、各臓器のIGF-1(ローマ数字の1)濃度が最大で二倍になった。

二種類のコーヒーを、二十一-五十一歳の男性十四人ずつにそれぞれ二週間、毎食後飲んでもらったところ、クロロゲン酸の多いコーヒーを飲んだ十四人の空腹時の血糖値が低下するなどの効果があった。

岡嶋教授は「クロロゲン酸は熱に弱く、深いり豆ではこのような効果は期待できない。焙煎(ばいせん)し過ぎないアメリカンを適度に飲むのが効果的」と話している。
----(2008.06.24 中日新聞夕刊より)

食後のコーヒー(深煎りじゃない豆)限定ですが、糖尿病の発症を抑えるかも?というのが良いですね。
ついでに、認知能力の低下が抑えられるかも...というのも魅力的です。
しかし、なぜ「アメリカン」を勧めているのでしょう?もしかして「アメリカン=浅煎り」という解釈なのでしょうか?
私は「アメリカン=薄いコーヒー」という解釈だったのですが...

ちなみに、この記事の元になっている論文を探したのですが、現時点では見つかっていません。
私の探し方が下手なだけかも知れません。。。もし分かる方がいらっしゃったら、是非教えて下さい。
どうぞよろしくお願い致します

   ↓

名古屋市立大学論文捏造さんから、貴重な情報をいただきました。
上記の夕刊記事については、正確な情報では無い可能性が高いですのでご注意下さい。
詳しくは、コメント欄からご確認下さい。

まるで、私のメールマガジン発行に合わせて出たかのようなニュースにビックリ。そして間違っているかも知れない情報を流してしまったことにガックリ
(でも、論文どころか教授の名前さえもネット上で全然見つからなかった理由が分かり、スッキリしました。)

コーヒーのクロロゲン酸と糖尿病予防についての論文は他にもありますので、次回はそちらを使って書きたいと思います。
このたびは、紛らわしいメールマガジンを発行してしまい大変申し訳ございませんでした。

最後に、情報提供して下さった名古屋市立大学論文捏造さんに、この場をお借りして心より御礼申し上げます。本当にどうもありがとうございました。

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コメント

育毛研究の岡嶋研二教授に論文疑惑、名古屋市大が調査委設置へ
2011.3.4 13:06
 発毛や育毛の研究で知られる名古屋市立大大学院の教授らが発表した17の論文で、画像データを不正流用したり、パソコンで加工した画像を使ったりした疑いがあるとして、市立大は4日、大学関係者と外部の有識者らによる調査委員会を3月中に設置すると発表した。

 不正が指摘されているのは大学院医学研究科の男性教授(57)と、同じ研究室の准教授(43)ら。市立大によると、大学側は先月25日、インターネットのサイトで論文の画像データについて、疑惑が指摘されていることを把握、内部で調査を始めていた。

投稿: 名古屋市立大学 論文捏造 | 2011年3月 6日 (日) 00時27分

名古屋市立大学論文捏造さん、貴重な情報どうもありがとうございました。
3月4日の情報...インターネットでは3日に発表されていました。私がメールマガジンを発行し始めた頃か、その直前でしょうか。
ちょうど色々な所で論文検索をしている最中だったかも知れません。
すぐに気付くことができず、大変恐縮です。

コーヒーのクロロゲン酸についての不正は、私が見た限りでは無かったようですが...誤った情報をお伝えしてしまった可能性が高く、大変残念です。
次回は、今回の訂正&お詫びと共に、「現存する論文」で同様の考察をしたいと思います。
また何かお気づきの点等ございましたら、ご指摘いただければ嬉しいです。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿: てんちょ | 2011年3月 6日 (日) 08時59分

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