救命について考える
先週末、店にいると「ドーン」という衝撃音に「キャー」という悲鳴が聞こえてきました。
「あー、また事故。お願いだから軽傷で済んで・・・」と祈りつつ外を見ると、バイクに乗っていたと思われる人が道の真ん中で倒れていました。
すでにお向かいの方が救急車を呼んでいて、あとは待つばかり。
しかし、そんなに早く救急車は来てくれないので、とりあえず応急手当の必要があるか判断しなくてはなりません。
意識はある、脈も大丈夫。でも、動けない状態。
交差点の真ん中の出来事だけど、こういう場合は動かしてはいけないはず。
車の誘導をしないと、二次災害も怖いな~と思っていたら、ご近所の皆さんがやって下さいました。
何度も事故があると、ご近所の皆さんも慣れているようですね。
5分ほどで救急車が到着したので、私は店に戻りました。
さて。ここで問題なのは、「もし意識が無くて、脈も無かったら?」ということです。
心臓マッサージは人形相手にしか、やったことがありません。でも、目の前で倒れていたら考えている暇も無いはずです。
もし大量の出血があったら?心臓に近い方の部分をヒモのようなもので結んで止血するとか、やらなくてはならないのですよね・・・。
#他にも、5分間にやらなくてはならないことがあったら、教えて下さい。
「人助けをしたい」とか「人の役に立ちたい」とか、そんな格好良い話ではないのです。
単に、「あの時、救命していれば・・・」と後悔するのがイヤなだけ、なのです。
だから、救急車到着までの5分間に、できることはやりたいなと思うのでした。
#当店の前の交差点は、とっても危険です。バイクや車の方は、くれぐれもご注意下さい。
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