2015年9月24日 (木)

コーヒー豆の害虫の秘密

今回は、コーヒー豆の天敵である害虫(スペイン語名:ブロッカ・Broca、英語名:コーヒーベリーボーラー・Coffee Berry Borer)についてお話ししたいと思います。


cafe 害虫ブロッカの生息地

現在、ネパールとパプアニューギニア以外の全てのコーヒー生産国で生息していると言われるブロッカ。
この2~3mmの小さな害虫のおかげで、世界中でどれだけの経済的な損失と農薬による環境汚染が広まったのか・・・計り知れません。

私が2008年にハワイ島コナへ行ったときには、まだブロッカは上陸していませんでした。しかし、現在は残念ながら生息地となっています。
当時、ハワイコナ農園主が「コナではどこの農園も、農薬は不要」と言っていたのが遠い昔のことのようです。

ところで、なぜブロッカは強いコーヒー豆のカフェインにも負けずに繁殖を続ける事ができるのでしょうか?
実はブロッカ以外の虫は、カフェインが強すぎてコーヒー豆の中で成長することができません。
この「カフェインに負けない理由」が、最近の研究から明らかになりました。


cafe コーヒー豆のカフェインに負けない虫の秘密

The Lawrence Barkeley国立研究所の Javier Ceja-Navarro が、ブロッカの腸内に「カフェインを無毒化する細菌」が存在することを発見しました。
この細菌のおかげで、ブロッカはカフェインを分解することができるという訳です。

これは、抗生物質をブロッカに投与して腸内細菌を殺した際に、そのブロッカがカフェインを分解できなくなったことから判明しました。
カフェインを分解できないブロッカは、生き残っても繁殖することが出来なかったということです。

さて、今回の発見から各国のブロッカ対策はどのように変わっていくのでしょうか?
「抗生物質をコーヒー農園で大量に蒔く」・・・という恐ろしいこと(※)が起こらないと良いのですが・・・。

※細菌感染症から人類を救った抗生物質は、現在の医療等ではその使用量が度を超しているために、抗生剤の耐性菌を生み出し、また使用過多による体内の有益菌までも死滅させることがあると言われています。


上記レポートの参照元については、秘蔵!コーヒー豆知識のページからご覧下さい。

| | コメント (2)

2015年7月31日 (金)

タバコとコーヒーとアディポネクチン

前回の「コーヒー豆知識」のカテゴリーで、「長寿ブレンドの作り方」についてお話ししましたね。
その中で、成人病予防の観点から「コーヒー成分が最も効果的に摂取できるようなブレンド」の作り方についてお話しをしました。
今回は、「タバコとコーヒーの関係」についてお話ししたいと思います。


cafe タバコを吸う→コーヒー好き?

「タバコを吸う方にコーヒー好きが多い」という話は、開店当初からよく聞きます。
理由は「コーヒーがあると、よりタバコが美味しく感じられるから」、「タバコを吸うと嫌な後味が残るけど、コーヒーを飲めば口がサッパリするから」等々。

また、コーヒーにはリラックス&ストレス解消効果があるので、ちょうど一服するには最適な組み合わせのかも知れませんね。
私はタバコを吸わないので、よく分からないのですが・・・


あと、お客様のお好みのコーヒーを伺って気付いたのは、タバコ好きな方は「深煎りの苦いコーヒーが好き!」という傾向があるということ。
もちろん「浅煎り好き」なヘビースモーカーの方もいたので一概には言えませんが、ギフト贈答先の方がタバコを吸う場合は、とりあえず「一番深煎り」をお勧めするようにしています。


cafe 喫煙によるアディポネクチンの低下をコーヒーで補う

さて、以前お話しした「アディポネクチン」について、覚えていますか?
「超善玉ホルモン」とも呼ばれていて、血中濃度が高くなると成人病にかかりにくいというお話しでしたね。
そして、コーヒーにはアディポネクチンを増やす働きがありコーヒーを飲む量が多いほど血中アディポネクチンも多くなる傾向がありました。

一方最近の研究で、タバコを吸うと血中アディポネクチンが低下し、一日に吸う本数が多いほど血中濃度が低くなる傾向があることが分かりました。また女性よりも男性の方が血中アディポネクチンが低いため、「喫煙する男性」は要注意と言えます。
※禁煙すると、血中アディポネクチン濃度が回復し、20年以上禁煙を続ければ初めから吸わない人と同程度に戻るそうです。

ということは・・・
喫煙する人は、「減ったアディポネクチンを増やすためにコーヒーを飲みたくなるのかも?」と勝手に想像してみました。
健康を維持するために、自然と体が必要なものを欲することはよくあることですので。

例えば、お酒を飲んだ後にコーヒーを飲みたくなるのも、コーヒーによってアルコールが分解される効果が期待できるからでは、という考察をしたことがありましたね。
※コーヒーに含まれるカフェインには、肝臓でのアルコール分解を促す働きがあり、さらに利尿作用もあるので、アルコール分解後の老廃物も体外へ排出されやすくなります。

もちろん、健康のためにはタバコを吸わないのが一番良いかと思います。
タバコを吸う方は、くれぐれもお体にお気を付け下さい。

【本レポートの参照元】については、秘蔵コーヒー豆知識のページ一番下からご覧下さい。

| | コメント (0)

長寿ブレンドを作ろう!

以前コーヒー豆知識のカテゴリーで、「コーヒーでアディポネクチンを増やす!」についてお話ししましたね。
その中で、コーヒー摂取量が増えるとアディポネクチンも増え、中性脂肪と炎症反応の減少、肝機能マーカーの減少をもたらす可能性がある・・・というお話しをしました。
今回は、「長寿ブレンドの作り方」についてご紹介したいと思います。


cafe コーヒーの成人病予防効果について再確認!

まずは最近注目されている成人病予防効果が期待できる成分について、サッと復習してみましょう。

(1) 浅煎りであるほど含まれる有効成分(深煎りには含まれない): クロロゲン酸
・・・抗酸化作用(老化防止)、2型糖尿病の予防など

(2) 深煎りであるほど含まれる有効成分(浅煎りには含まれない): ニコチン酸(タバコと無関係)
・・・心筋梗塞や脳梗塞の予防など

(3) どちらの焙煎でも含まれる有効成分: カフェイン
・・・パーキンソン病や2型糖尿病の予防など。他成分との相乗効果アリ。

-------
他にも香りの成分など色々あるかと思いますが、とりあえず予防効果が評価されている代表的なものを書いてみました。

上記から、一番効果的にコーヒーを摂取するなら・・・
やはり「浅煎り&深煎りのブレンドが一番!」ではないかと考えました。

配合は、まず半分半分(50%ずつ)がお勧めです。そこから、もっと苦みを減らしたい(増やしたい)というお好みに合わせて微調整してみても良いですね。
※深煎りが多いと苦みが増えます。

もし予防したい病気が限定されているなら、それに合わせればOKです。
例えば脳梗塞などの血管に関する病気だったら深煎りの方を多くするのも良いですし、老化防止に期待したいなら浅煎り多くしてみてはいかがでしょうか。


cafe 長寿ブレンドを作るときの注意点

焙煎が浅すぎると、コーヒーの香りが無く酸味の強い(一般的に流通しているアラビカ種の場合)味わいになり、刺激も強く胃痛の原因にもなります。

また焙煎が深すぎると、炭のようにカラカラになりコーヒー本来の香りは消えて炭臭くなってしまいます。
いくら成分を追求しても、コーヒーの豊かな香りと味わいが無くなってしまったら勿体ないですね。

だから配合する際は、「コーヒーを楽しめる焙煎加減の範囲内でブレンド」するようにしましょう。
せっかくのコーヒーを「不味い!」と言いながら無理してガブガブ飲むよりも、「美味しい~!」と言いながら最高の一杯を飲む方が、ストレス解消効果も期待できますね。

なお「そういう細かいことを考えるのが面倒!」
「とにかく美味しい長寿ブレンドを楽しみたい!」

・・・と言う方は、当店の「有機(無農薬)栽培 長寿ブレンド」がお勧めです!
「成人病予防効果を追求、かつ香り豊かに美味しく仕上げること」をテーマに、丁寧に焙煎・配合しました。
よろしかったらお試し下さい。

※すでに持病がある方、お薬を飲んでいる方は、必ず担当の医師にコーヒーを飲んでも大丈夫か相談しましょう。
現在服用している薬との相性もありますので、くれぐれもご注意下さい。

【本レポートの参照元】については、秘蔵!コーヒー豆知識のページ(一番下)からご覧下さい。

| | コメント (0)

2015年3月27日 (金)

コーヒーでアディポネクチンを増やす!

以前、「コーヒーで善玉コレステロールを増やす」についてお話ししましたね。
その中で、コーヒーに含まれる「ニコチン酸」(タバコとは無関係です)によって善玉コレステロールが上昇する理由が解明されつつある、というお話をしました。
今日は、「アディポネクチン」というホルモンとコーヒーの関係についてお話ししたいと思います。

cafe アディポネクチンとは?

アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌されるホルモンで血中に豊富に存在しています。
別名「超善玉ホルモン」とも呼ばれ、下記のような特徴があります。

1) 内臓脂肪が増えると、アディポネクチン血中濃度が低くなる。
   →アディポネクチンの減少は、メタボリックシンドロームと深く関係。

2) アディポネクチン血中濃度が低いと、将来の2型糖尿病発症リスクが高くなる傾向。

3) アディポネクチン血中濃度が低いと、高脂血症(脂質異常症)や心筋梗塞の発症との関連も指摘。

4) 女性より男性の方が、アディポネクチン濃度が低い傾向。
--------
アディポネクチンという言葉自体が分かりにくいかも知れませんね。
とりあえず、「アディポネクチンの血中濃度が、高いと安心。低いと心配。」という解釈で大丈夫だと思います。

しかし、脂肪細胞から分泌されるホルモンなのに「脂肪が増えると(肥満になると)減る」というのは変な感じですね。
あと、逆に脂肪が少なすぎても減るそうです。
つまり、太りすぎ&痩せすぎだと、アディポネクチンが減ってしまうということですね。


cafe コーヒーを飲むとアディポネクチンが増える!

最近の研究で、アディポネクチン血中濃度はコーヒー摂取量に伴って増加することが分かりました。
また、全身の炎症の指標である高感度CRP、中性脂肪、肝機能マーカーは、コーヒー摂取量が増えると、それぞれ減少することが分かりました。

つまり、コーヒー摂取量が増えるとアディポネクチンも増え、それを介して中性脂肪と炎症反応の減少、肝機能マーカーの減少をもたらす可能性を示したことになります。

コーヒーが2型糖尿病や高脂血症、心筋梗塞等の予防になることについて、以前からお話ししていますね。
その研究結果が、このアディポネクチンと関係しているのか、それともまた他に要因があるのか?
私の勉強不足のせいかも知れませんが、未だに不明です。
また何か情報がありましたら、お知らせしたいと思います。


cafe コーヒーの摂取量について

なお、「コーヒー摂取量が増えるとアディポネクチン増える」・・・についてですが、
飲めば飲むほど良いか?については不明です。
この研究では、「一日4杯以上飲む人」が一番良い結果が出ていますが、それが4杯なのか5杯なのか、それとも10杯なのかは分かりません。

あと、この研究では最後に「因果関係を証明するには、さらなる研究が必要」とし、「現時点では無理してコーヒーを飲む量を増やす必要は無い」と言っています。
でも「コーヒーを飲みながらほっと一息つく時間をとるのは、心身共に良い効果が期待できる」と。

私も同感です。
コーヒーは無理して飲んでも美味しくありませんね。
飲みたい時に美味しいコーヒーを飲んで、一息つく。この幸福感が一番大切ではないでしょうか。

ところで、男性よりも女性の方が、アディポネクチンの血中濃度が高いのは興味深いですね。
「だから女性の方が平均寿命が長いのかな??」とちょっと思ったり。
男性方も、美味しいコーヒーを飲んでリラックス♪ついでにアディポネクチンを増やす・・・っていうのはいかがでしょう?

※すでに持病がある方、お薬を飲んでいる方は、必ず担当の医師にコーヒーを飲んでも大丈夫か相談しましょう。現在服用している薬との相性もありますので、くれぐれもご注意下さい。

※本レポートの参照元は、秘蔵コーヒー豆知識のページ下部からご覧下さい。


| | コメント (0)

2014年6月23日 (月)

コーヒーで善玉コレステロールを増やす

前回は、「心筋梗塞・脳梗塞予防にコーヒー」についてお話ししましたね。

その中でコーヒーに含まれる「ニコチン酸」(タバコとは無関係です)は心筋梗塞や脳梗塞の予防効果が期待できること、深煎りコーヒー豆に多く含まれることを紹介しました。
今日は、その「ニコチン酸」がどう作用して動脈硬化の予防のになるのか?をお話ししたいと思います。

-------
cafe 悪玉コレステロール vs 善玉コレステロール

悪玉(LDL)コレステロールは、細胞内に取り込まれなかった余剰なコレステロールを血管内に放置し、動脈硬化を引き起こす原因となります。
動脈硬化をによって起きる代表的な病気は、前回お話しした心筋梗塞や脳梗塞の他に狭心症や閉塞性動脈硬化症、高脂血症などがあります。

一方、善玉(HDL)コレステロールは、血管内壁にへばりついて動脈硬化を引き起こすコレステロールを引き抜いて、肝臓まで運ぶ働きをしています。
つまり、動脈硬化を防ぐには善玉コレステロールの割合を増やすのがとても大事ということですね。
でも、どうしたら善玉コレステロールが増えるのでしょう?


cafe ニコチン酸の効果

実は、ニコチン酸は古くから中性脂肪を低下させ善玉コレステロールを上昇させる薬として使われてきました。
さらに最近の研究で、ニコチン酸は、善玉コレステロールが動脈硬化を引き起こすコレステロールを引き抜く時のカギとなる分子の発現を増やすことが報告されています。

つまり、ニコチン酸によって善玉コレステロールが上昇する理由が解明されつつあるということですね。
もしニコチン酸を薬として摂るほどでもないけど、予防はしたい・・・それなら、やはりコーヒーがお勧めです!


cafe コーヒーを飲むときの注意点

前回もお話ししましたが、ニコチン酸が多く含まれるコーヒーは「深煎り豆」になります。深煎り豆は比較的長く焙煎した豆で、苦みとコクが強いのが特徴。アイスコーヒーや、エスプレッソ、カフェオレにもピッタリで、ミルクとの相性も抜群です。

ただ、苦いから~と砂糖や高脂肪クリームを沢山入れるのはお勧めではありません
特に生活習慣病から来る病気が心配の場合は、できるだけ高カロリーのものを入れるのは控えた方が良いと思います。
コーヒーのニコチン酸が頑張って中性脂肪を低下させ、善玉コレステロールを増やしたとしても、それが肥満につながっては勿体ないので・・・。

お客様から「外出先で、美味しく無いコーヒーに当たった時は、クリームと砂糖を沢山入れて味を誤魔化す」という話をよく聞きます。
逆に言うと、新鮮で美味しいコーヒーだったら沢山味付けする必要も無いですね。

美味しいコーヒーなら、ストレス解消にもなり一石二鳥。
癒しのコーヒータイムがそのまま病気予防になるなら、嬉しいですね。


なお、すでに持病がある方は、必ず担当の医師にコーヒーを飲んでも大丈夫か相談しましょう。
現在服用している薬との相性もありますので、くれぐれもご注意下さい。

本レポートの参照元は、秘蔵コーヒー豆知識のページ(下記リンク一番下)
からご覧下さい。
http://www.kimameya.co.jp/mame/cholesterol.html

| | コメント (0)

2014年6月 7日 (土)

心筋梗塞&脳梗塞予防にコーヒー

成人病予防にコーヒーと言えば・・・
今までは糖尿病予防やガンの予防についてのお話が多かったですが、今回は「血管」にどう作用するのか?について調べてみました。

cafe 血栓を作りにくくするコーヒー

心臓に血液を送る血管に血のかたまりが詰まると心筋梗塞に、脳の血管に詰まると脳梗塞になる恐れがあります。
どちらも組織に十分な酸素が行き渡らなくなって起きる病気ですが、コーヒーを飲むことで何か効果を期待できるのでしょうか?

2010年8月、東海大学医学部の後藤信哉教授の研究グループが、マウスを用いた実験でコーヒーを飲むことで血のかたまりが血管に詰まり(血栓)にくくなることを示しました。
その効果はあきらかで、心筋梗塞の再発を防止するアスピリンという薬よりも、コーヒーの効き目の方が断然強かったそうです。

以前は、コーヒーは心筋梗塞に悪い影響を与えると言われていましたが、これはコーヒーと一緒にタバコを吸う人が多かったためで、タバコと分けて研究した結果は「コーヒーを飲んでいる人のほうが心筋梗塞になりにくい」と結論付けています。
なお後藤教授の研究結果では、血栓予防に有効なコーヒー成分を特定するに至っていません。


cafe 有効成分はニコチン酸?

他の研究で、コーヒーに含まれる唯一のビタミン「ビタミンB3」が作用しているのでは?というものがありました。
これはナイアシンとも呼ばれ、コーヒーに含まれているのはその中の「ニコチン酸」という物質です。
※ニコチンという名前が入っていますが、タバコのニコチンとは無関係です。

2004年12月、カリフォルニア大学医学部のMeyers CDらの研究により、このニコチン酸を多めに摂ることで、血液がサラサラになり、血管の弾力が増すと結論付けています。
もちろん、この成分だけが影響しているとは言い切れませんが、もしニコチン酸を積極的に摂りたいならどんなコーヒーを選べば良いでしょう?


cafe ニコチン酸をたっぷり摂るなら・・・

ニコチン酸は、深煎りコーヒー豆の方が多く含まれます。
具体的には、中煎り程度から増え始め、ごく深煎りが一番多くなります。

そのため当店のコーヒーですと「きまめやブレンド深煎り」のように「○○深煎り」と書いてあるものや、メキシコ・シエラモレーナ(深煎り)、ヨーロピアンブレンド(ごく深煎り)もおすすめです。
カフェインが苦手な方は、フェアトレード・デカフェブレンドも深め焙煎なので良いと思います。

これからアイスコーヒーが美味しい季節になりますが、アイスには深煎り豆が一番合いますね。
病気予防も兼ねて、糖分タップリのソフトドリンクの代わりに、美味しいアイスコーヒーはいかがでしょう?
焙煎したての深煎りコーヒーを使ったアイスコーヒーは、透明感のある味わいで市販のアイスコーヒーとは比べものにならない味わいです。
ぜひお試し下さい。
美味しいアイスコーヒーの作り方はこちらからどうぞshine

【注】 持病がある方は、必ず担当の医師に相談しましょう。現在服用している薬との相性もありますので、くれぐれもご注意下さい。


※本レポートの参照元は、秘蔵コーヒー豆知識のページ(一番下)からご覧下さい。

| | コメント (0)

デカフェ(カフェインレス)とは?

以前、ピロリ菌対策にマヌカハニーが効果的なこと、コーヒーがピロリ菌に効くかどうか?を考察しました。
さて今回は、デカフェ(カフェインレスコーヒー)についてお話ししたいと思います。

cafe デカフェとは?

デカフェ(Decaf, Decaffeinated coffee)は、本来カフェインが入っているコーヒー豆からカフェインを取り除いたものです。カフェインレス・コーヒー、ディカフェ、カフェインフリー・コーヒーと呼ばれることもあります。

実用化されているカフェイン除去法は、大きくわけて次の4種類。

(1)直接有機溶剤に入れて除去(The Direct-Solvent Based Process)

(2)間接的に有機溶剤を使って除去(The Indirect-Solvent Based Process)

(3)カーボンフィルターで除去(The Swiss Water Process)

(4)超臨界二酸化炭素で除去(Carbon Dioxide Process)

は、塩化メチレン(methylene chloride)や酢酸エチル(Ethyl acetate)といった有機溶剤を使ってカフェインを除去する方法で、比較的安価でできますが溶剤の残留が心配されています。

は、スイスウォータープロセスと呼ばれる方法で化学物質を一切使わずにカフェインを除去することができるため、オーガニックコーヒーのデカフェにもよく使われます。

または超臨界流体と呼ばれる状態にした二酸化炭素でカフェインを除去する方法で、こちらも1、2に比べて安全性が高いと言われています。

※当店のフェアトレード・デカフェブレンドは、3のスイスウォータープロセスによるもので、その製造工程はオーガニックの認証を受けています。

※よく「Water process(ウォータープロセス)」「Natural process(ナチュラルプロセス)」「European process(ヨーロピアンプロセス)」という用語を耳にしますが、これらはカフェイン除去時に化学物質が使われていて、上記分類ですと、1または2に該当するそうです。


cafe デカフェの定義

EUの基準では、99.9%以上カフェインを除去した場合に限り「デカフェ」と呼べます。
しかし日本では特に基準がありません。あまり含有率にこだわらないのは、欧米と比べてそれほど需要が無いのが一因かも知れません。

でも長年コーヒー豆専門店をやっていると「デカフェありますか?」「カフェインレスコーヒーはどれですか?」といった質問を何度も受けました。
そのたびに「オーガニックの認証を受けた美味しいデカフェが無いので、まだ扱っておりません。大変申し訳ございません。」とお詫びしました。
オーガニック(有機無農薬)コーヒー豆をお好みのお客様で、さらにデカフェが欲しいという方は、結構多いのかも知れませんね。

お問い合わせがあるたびに「なぜカフェインを避けたいのですか?」と質問させていただいたのですが・・・
そのお答えで一番多かったのは「夕食時にカフェインをとると夜眠れなくなるから」という過敏症によるもの。
次に「持病のため医師からコーヒーを飲むなと言われた」というお答えも多かったです。また「妊娠中(または授乳中)だからカフェインを摂るのが心配」という回答もありました。

私は寝る前にコーヒーを飲んでも全然問題無い体質ですが、なかには過敏な方もいらっしゃるのですね。
もちろんそういう方は、コーヒーだけでなく紅茶やカフェイン添加された栄養ドリンク・コーラなどのソフトドリンクも避けていらっしゃると思います。
お茶にも含まれていますので、完全にカフェインを除去するのは大変ですね。

ちなみに、抽出されたカフェインは精製して医薬・工業用途等に用いられるそうです。そういえば風邪薬にもカフェインが入ってましたね。
もしかして栄養ドリンクやソフトドリンクに入っているカフェインもコーヒー由来でしょうか?
ご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えて下さい。

| | コメント (0)

2013年10月30日 (水)

コーヒーがピロリ菌に効くって本当?

前回、コーヒーに入れる甘味として「マヌカハニー」がお勧めなことをお話ししましたね。
その中で「マヌカハニーは抗菌活性が非常に高く、大腸菌、腸球菌、消化性潰瘍、ピロリ菌やその他の感染症に高い効果アリ!」とお話しした所、具体的にどう摂取すれば効果的か?というお問い合わせをいただきました。
今日はピロリ菌対策でマヌカハニーを効果的に摂取する方法と、コーヒーの抗菌作用についても考察したいと思います。


cafe ピロリ菌対策ならコレで!

マヌカハニーは抗菌活性が非常に強いこと、
そして、血糖値の上昇も緩やかで低血糖の方にも比較的安全な甘味料であることは、前回お話しした通りです。
※マヌカハニーの抗菌活性は熱に強いので、コーヒーに入れても大丈夫です。
※ニュージーランドで薬として使用する場合は、アクティブ12+以上が勧められています。

でも、もしピロリ菌対策でマヌカハニーを摂るなら?
残念ながらコーヒーと一緒に摂るよりもマヌカハニーをそのまま食べた方が、より効果的です。
つまり、濃度が高いままで摂取するのがポイントですね。

具体的な目安として・・・
-------
1.空腹時に
2.小さじ半分(2.5ml)以上のマヌカハニーを摂取する
-------
・・・と、ピロリ菌治療に効果的であると考えられます。

成人の場合、空腹時には胃液が20~50ml貯留されています。
その胃液に対するマヌカハニーの濃度を5%にするとピロリ菌が殺菌されるそうです。
ですから、仮に胃液が50mlあるとすればマヌカハニー小さじ半分(2.5ml)くらい摂取すれば5%濃度となりますね。

そのためコーヒーや紅茶に入れないで摂取する方が、高濃度のまま胃に届くのでより効果が期待できるということです。
※参考文献:
Susceptibility of Helicobacter pylori to the antibacterial activity of manuka honey 


cafe コーヒーがピロリ菌に効くって本当?

マヌカハニーの抗菌活性について調べていたところ、偶然「コーヒーの抗菌作用」についての記事を発見しました。

コーヒーに抗菌作用??
私は以前「コーヒーには残念ながら抗菌作用はありません」とお話ししたことがありますが、いつの間にか「強力な抗菌作用があってピロリ菌を激減させる!」という記事がチラホラあることに気付きました。

そんな研究結果が本当にあるか探しているのですが、どうしても見つかりません。見つかりそうになっても、リンク切れになっていたり。
何かの研究結果だけが一人歩きしているのか、もっと探せば見つかるのか・・・現時点では分かりませんが、もしご存知の方がいらっしゃったら是非教えて下さい。

ちなみにコーヒーに抗菌作用が無いとしても、ピロリ菌が関与している胃潰瘍と十二指腸潰瘍では、危険因子でもなく安全因子でもなく「コーヒー摂取との関連性は無い」というのが現在の見解のようです。

私個人の意見としては、胃が痛くなるような古くて酸化したコーヒーは避けた方が良いと思います。逆に新鮮で豊かな香りのコーヒーは、ストレス解消になって病気を寄せ付けにくくする気がしますが・・・いかがでしょうか?


当店で販売しているマヌカハニーは抗菌効果の高い「アクティブ15+」で、地元ニュージーランドでも入手しにくい希少価値の高いものになります。風邪予防やインフルエンザ予防にもおすすめの逸品ですので、この機会にぜひお試し下さい。

アクティブとは: マヌカハニーが持っている抗菌成分を、病院などで使われるフェノール溶液(消毒液)の濃度と比較し、数値で表したものです。
例えばアクティブ15+は、フェノール溶液15%と同じ効果になります。 病院で使われるフェノール溶液は2%-5%なので、アクティブに換算すれば約5倍の抗菌効果を意味します。


Manuka_karami_up_2

※コーヒー豆がご不要の場合は、生豆屋ニュージーランド支店(キマ・オーガニック)からのご注文がお勧めです。

| | コメント (0)

コーヒーにおすすめの甘味は?(低血糖予防・血糖値コントロール)

cafe 砂糖を入れるのはちょっと・・・

コーヒーや紅茶を飲むとき、ブラックで飲みますか?
ミルクやクリームを入れますか?
お砂糖はどうでしょう??

やっぱりブラックが一番!の方、ミルクだけ入れる方、砂糖だけ入れる方、両方入れる方など、人の好みは十人十色なので、いろいろな飲み方があって良いと思います。

ただ個人的には、砂糖を入れることはあまりお勧めしていません。
理由は、私が小さい頃から低血糖になりやすい体質だから・・・というのもあります。
「カフェイン+砂糖」で、血糖値がグンと上がり元気が出るお話は、以前「エスプレッソと栄養ドリンク」で紹介しましたね。
即効性があるので、取り急ぎパワーが欲しい時にはピッタリの組み合わせですが、その後に血糖値がガクッと下がると低血糖になりやすくなります。
もちろん、ほとんどの人は低血糖になりにくい体質だと思うので、気にしなくて良いかも知れませんが・・・

低血糖を予防するには、規則正しく食事を取ること。そして食物繊維たっぷりのものを食べれば、血糖値の急上昇&急降下は防げます。
そのため、コーヒーと一緒に食べるなら、野菜たっぷりのもの、食物繊維が豊富なものが良いですね。
食物繊維が豊富というと・・・お菓子やパンなら、例えば全粒粉を使ったものや、種子やドライフルーツが入ったものなど。どっしりとした食感のものを選ぶようにしましょう。

低血糖といえば糖尿病が連想されますが「コーヒーは糖尿病予防の敵か?」というと・・・「糖尿病予防にコーヒーが効果的」という研究結果が多くあり、むしろ味方ではないかというのが私の考えです。
コーヒーの糖尿病予防については、秘蔵!コーヒー豆知識ページの下部「コーヒーと健康」からご覧下さい。
※持病がある方は、カフェイン等のコーヒー成分と薬の相性もありますので必ず主治医に確認しましょう。


cafe マヌカハニーがおすすめ!

甘味が無いコーヒーは飲めない!
でも健康的にコーヒーをのみたい!
という方には、マヌカハニーがおすすめです。
マヌカハニーはニュージーランドの一部に生息するマヌカの花の蜜から作られたハチミツです。

最近の研究で、マヌカハニーの抗菌活性が非常に高く、大腸菌、腸球菌、消化性潰瘍、ピロリ菌やその他の感染症に高い効果があることが発表され、日本でも一躍話題になりました。
そのため、すでにご存知の方も多いのではないでしょうか?

またマヌカハニーは、他のハチミツや砂糖よりもグリセミック指数(GI値)が低く、摂取後の血糖値の上昇が緩やかなため比較的糖尿病の方でも安全に食べることができる食品と言われています。

糖尿病ではなくても、低血糖になりやすく「いつも砂糖を入れてるけど、飲んでしばらくするとフラフラするような気が・・・」という方は、マヌカハニーに切り替えてみてはいかがでしょうか。
砂糖よりも甘味度が高いので、少な目の量で同程度の甘味を感じることができると思います。

当店で販売しているマヌカハニーは抗菌効果の高い「アクティブ15+」で、地元ニュージーランドでも入手しにくい希少価値の高いものになります。この機会にぜひお試し下さい。
※アクティブとは: マヌカハニーが持っている抗菌成分を、病院などで使われるフェノール溶液(消毒液)の濃度と比較し、数値で表したものです。
例えばアクティブ15+は、フェノール溶液15%と同じ効果になります。 病院で使われるフェノール溶液は2%-5%なので、アクティブに換算すれば約5倍の抗菌効果を意味します。


Manuka_karami_up

※コーヒー豆がご不要の場合は、生豆屋ニュージーランド支店(キマ・オーガニック)からのご注文がお勧めです。

| | コメント (0)

2013年8月18日 (日)

コーヒーに合うミルクはどれ?(牛乳・脱脂粉乳・全粉乳を比較)

今日は「コーヒーに入れるミルクは何が一番合うか?」について、身近なミルクを例にあげてお話ししたいと思います。

cafe 牛乳を入れる場合
コーヒー牛乳、カフェオレが好きな方は、やっぱり牛乳が一番人気!
アイスコーヒーだったら、そのまま冷たい牛乳を注げばお好みの味わいに調節できますね。
牛乳自体に水分が多いので「コーヒーが濃すぎて飲めない!」という理由で足す方も多いのではないでしょうか。

温かいコーヒーと混ぜるなら、冷めないように牛乳も温めて・・・小鍋で温めるのはちょっと面倒という方は、電子レンジを利用するのも便利です。どちらの場合でも、温めすぎないように気をつけて下さい。

温め方は、沸騰しないように短時間で加熱するのがベスト。あまり長く高温で加熱すると、独特の加熱臭が出て本来の風味が飛び、タンパク質でできた膜の泡ができて噴きこぼれの原因にも。
この膜には、乳脂肪や乳糖など他の成分も吸いつけられるため、残りの牛乳の成分が薄くなってしまいます。温めすぎた牛乳が薄く感じるのは、このせいだったのですね。
この膜を作らないようにするには、混ぜながら温めたり、電子レンジなら時々混ぜて均一に温度を上げたりして、沸騰しないように気をつければ大丈夫です。


cafe スキムミルクパウダー(脱脂粉乳)を入れる場合
スキムミルクはほとんど脂肪分を含まないため、脂肪を摂取したくない方にはピッタリ!ただ味わいがコーヒーに合うか?と聞かれれば賛否両論なので「お好みによります」とお答えするしかなく・・・大変恐縮です。
牛乳と比べるとコクや風味は減りますが、ミルク感は十分楽しめると思います。もし興味がありましたら、ぜひお試し下さい。

コーヒーに加える時に気をつけたいのは、メーカーによっては溶けずにダマになってしまうということ。使う前にダマになるかどうかチェックしてから、コーヒーに入れるようにしましょう。
もしダマになる場合は、下記方法のどちらかをお試し下さい。

・湯(50~60℃)にスキムミルクを浮かせて泡立てながら溶かした後、コーヒーに入れる。
・少量の湯で練り混ぜながら、少しずつ湯を足して溶かした後コーヒーに入れる。

 
cafe ホールミルクパウダー(全粉乳)を入れる場合
牛乳をそのまま粉末にしたものなので、牛乳が好きな方ならまず大丈夫。
たっぷり入れればクリームを入れた風味に近づけることもできます。
コーヒーにもサッと溶けるものが多く、そのままコーヒーにお好みの量を入れられるのも便利ですね。

特に「牛乳の水分でコーヒーの味・香り・風味を薄めたくない!」という方には、ピッタリ。コーヒー本来の香りやコクを残しつつ、ミルクのまろやかさをプラスすることができます。

もし牛乳と同じように使ってコーヒーを薄めたいなら・・・
わざわざお水やお湯で溶いてミルクを作ってから、アイス&ホットコーヒーに入れる必要はありません。ホットならコーヒーにお湯を足して(アメリカン?)、ホールミルクパウダーを後から入れれば、ミルクを入れたことと同じになりラクですね。

 
cafe いずれにしてもアレよりは良いかも・・・
どれが一番コーヒーに入れるミルクとしてピッタリか?
味わいの好みや、体調管理のしやすさ、使い勝手、開封後の消費期限の長さ等、いろいろ考慮して一番合うものが見つかると良いですね。

今回はミルクに焦点を当てましたが、いずれにしても使い放題の「コーヒーフレッシュ(小型カップ入りクリーム)」よりは良いかなと思いました。
アレは「植物油に水を混ぜ、添加物で白くし、香料を入れてミルク風にしたもの」で乳製品ではないですから。
コーヒーにサラダ油を入れるのはちょっと・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか。
コーヒーフレッシュが好きな方、どうもすみません。


ニュージーランド産ホールミルクパウダー(オーガニック全粉乳)1缶450g入り


| | コメント (0)

より以前の記事一覧