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2018年6月12日 (火)

乳がんの種類とミルクなどの影響について(乳がんと珈琲 その2)

前回は「乳がんとコーヒーの関連性」についてお話ししましたね。
今回は、乳がんの種類とミルクなどの影響についてお話ししたいと思います。


cafe 乳がんの種類と牛乳・豆乳の影響
乳ガンは大きくわけて5種類、そのうち全体の60~70%程度を占めるのは「ホルモン受容体陽性タイプ」です。
これは女性ホルモンであるエストロゲンをエサとして増殖するガンで、ホルモンの働きを抑える薬を服用することでコントロールするのが主流になっています。

前回「コーヒーは乳がん予防の可能性大だけど、一緒に牛乳(または豆乳)を沢山摂取するのは黄信号」とお話ししました。これは牛乳(または豆乳)が女性ホルモンに影響を及ぼすかも可能性を否定できないからです。

・牛乳にはごく微量の女性ホルモン(エストロゲン)が含まれる
・豆乳には大豆イソフラボンが多く含まれ、女性ホルモンに似た働きをする
・・・ことが分かっています。

牛乳については「女性ホルモンはごく微量で、体に影響を及ぼすとは考えられない」という研究結果が多数を占める一方、「大いに影響がある」という結果もありました。
また乳製品をより摂取するアメリカ人の方が、乳がんにかかる人の割合が高いこと。あまり乳製品を摂らない中国では乳がんにかかる人の割合が少ないことを考えると、間接的に影響があるのかも?と少し心配にもなりました。

あと豆乳は、以前お話しした通り「大豆イソフラボン」の女性ホルモンに似た強力な作用があります。
女性らしさを保つために積極的に大豆製品やサプリメントを摂る人も多いですが、女性ホルモンの影響を受けやすい乳ガンのことを考えると悩ましいところです。

もちろん「適量飲む分には大丈夫では?」というご意見も理解できます。
牛乳や豆乳をコーヒーに合わせると、まろやかになって大変美味しいですからね。
ただ、せっかく乳がん予防効果が期待できるコーヒーを飲むのに、それを打ち消す可能性のものを一緒に摂取するのはどうかなと思ってしまうのでした。私は石橋を叩いて渡る性格なので、仕方無いですね。

 
cafe 代替ミルクの提案
「ホルモン受容体陽性タイプ」乳がん経験者(または心配な方)でどうしてもブラックコーヒーが嫌でしたら、牛乳や豆乳の量を減らしてみてはいかがでしょうか。新鮮でまろやかな味わいのコーヒー(できればオーガニックのもの)でしたら、そんなに沢山ミルクを入れなくても十分楽しめると思います。

その他、アーモンドミルクやライスミルクで代用してみるのも一つの方法かと思います。
アーモンドミルクは、他のミルクと比べて糖質が少なく食物繊維が多いのが特徴。牛乳と似た食感で、コーヒーにもよく合います。アーモンドの香りがお好きでしたら、試してみてはいかがでしょうか。

また、ライスミルクは日本ではあまり聞きませんが、私がよく滞在するオークランドではスーパーで普通に買うことができます。玄米の香ばしさと甘みが特徴。糖質は牛乳より少なく、食物繊維はアーモンドミルクと同じくらい豊富です。食感は牛乳よりも軽い感じですが、コーヒーにも意外とよく合います。

自家製アーモンドミルクとライスミルクの作り方をネット上で見つけましたので、興味のある方は秘蔵!コーヒー豆知識のページの一番下からご覧下さい。

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