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2010年5月12日 (水)

コーヒーの香りが全然無い?

自宅焙煎のお客様から「気候によって、焙煎しても全然香りが出ない場合がありますか?」というお問い合わせをいただきました。

気候によって多少焙煎を調整しますが、香りが大きく影響するとは思えません。
また焙煎直後は香りが少ないのは確かですが、「全然無い」のは不思議です。
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店長「本当に、全然香りが無いですか?」
お客様「はい。」

店長「失礼ですが、焙煎加減はどのような感じでしょう?」
お客様「深め中煎り程度で、芯まで火が通っていると思います。」

店長「う~ん。何か理由があると思うのですが・・・」
お客様「明日、届けますので時間があったら見て下さい。」
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届けていただいた豆を見た瞬間、全然香りが無い理由が分かりました。
焙煎豆が「紙袋」に入っていたのです。

コーヒー豆は、市販の消臭剤よりも優れた消臭効果を持っています。
つまり、周囲の臭いを吸ってくれる効果が抜群!なのでした。
ですから、紙に入れたら「紙の臭いコーヒー」ができるのは当然ですね。

では、焙煎直後に香りが感じられなかったのは何故でしょう?
これはあくまで推測ですが、焙煎によってコーヒーの香りが充満し、嗅覚がその香りに慣れてしまっていたのではないかと思われます。

例えば・・・ご来店のお客様から「こんな良い香りに包まれながら仕事できるなんて、いいですね!」と言われることがあります。
でも、私たちの嗅覚は香りに慣れてしまっているので、仕事中はよく分かりません。
そのため店では、朝一番に飲むコーヒーが、一番香り豊かなコーヒー・・・ということになります。
人間の嗅覚というのは、実はあまり頼りにならないものなのでした。


また焙煎直後は、コーヒー豆の性質上香りが少ないのも一因かと思われます。
翌日以降に香りが強くなってくる性質を考慮すると「焙煎直後も、香りが無い!」と思ってしまったのも納得できますね。
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お客様に、その旨お伝えしました。
数日後「香りを楽しんでいます!」とのご感想をいただき安心した次第です。

コーヒーの香りって、本当に繊細で儚いですね。
でもちょっと保存に気を付けるだけで、素晴らしい香りを楽しむことができます。
コーヒー豆と、上手に付き合っていけると良いですね。

<参考>
焙煎豆の保存方法
生豆の保存方法
コーヒー焙煎豆の飲み頃
コーヒーの香りと嗅覚


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無農薬・有機栽培コーヒー豆専門店生豆屋(きまめや)
店長ツイッター

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コメント

焙煎豆を紙袋に・・・私は焙煎後の“ガス抜き”を早くしたいがためにやった経験があります。
味まで変わってしまいましたね(笑)

実際に焙煎して疑問をぶつけられる“師匠”がいるというのは
自家焙煎を楽しむものにとっては有難い存在です。
(お店の方にとっては面倒な場合もあるかもしれませんが・・・)
私もその一人です(笑)

投稿: 大造@J55 | 2010年5月13日 (木) 10時10分

大造さん、こんにちは~
書き込みありがとうございます!
大造さんも、紙袋の経験があるのですね。

見事に「紙」風味のコーヒーができあがったので、思わず感心してしまいました。
コーヒーの消臭(吸臭?)効果はすごいな~と。

私は師匠でも何でもないです(^^;)
日々発見、生涯勉強・・・ですね。一緒に焙煎楽しみましょう~

投稿: よしえ | 2010年5月13日 (木) 12時55分

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